DNS Summer Day 2020

開催趣旨

DNSはインターネットにおける重要な基盤技術の一つです。 そのため、DNSの安定運用がインターネット安定運用にそのまま直結します。

DNSはグローバルCDNのシグナリングや、証明書の健全性の検証に必要な情報の提示に用いられたりするようになり、
情報通信インフラの安全性・健全性を支える重要な機能を実現するための役割を担わされる一方で
DNSに干渉することにより様々な目的を実現しようという動きも起きています。

グローバルにサービスを提供する事業者によるパブリックDNSサービスが、権威側、リゾルバ側を問わず
ブラックボックス的に使われる場面も当たり前の状況となりつつあります。
このように、DNSは多くの重要な役割を持つ、代替となるものがないインフラサービスとなっています。

一方で、DNSの運用については権威側にもリゾルバ側にも十分な関心が払われておらず、
必要な予算や人材などもきちんと割り当てられているとは言えない状況が相変わらず継続しています。

このようなDNSの状況に鑑みて、DNSOPS.JPでは今年も引き続き DNS Summer Day を開催することといたしました。
ただ、今般の新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止に伴う状況が予断を許さないことから、
オンラインで開催することといたします。

開催概要

名称

DNS Summer Day 2020

主催

日本DNSオペレーターズグループ (DNSOPS.JP)

日時

2020年6月26日 (金) 10:00-17:30

会場

Youtube DNSOPS.JPチャンネル

協賛
(申込順)



株式会社XACK
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
SCSK株式会社

参加費

無料

参加申込

connpassより申込をお願いします。

備考

懇親会

開催いたしません。

プログラム

時間 タイトル 発表者 所属 資料
10:00-10:05
開会宣言
石田 慶樹
日本DNSオペレーターズグループ代表幹事
10:05-10:25
10:25-10:45
NXNSAttackの概要
NXNSAttackの公表「CacheServeは?」
阿波連 良尚
松本 陽一
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
アカマイ・テクノロジーズ合同会社
資料
資料
10:45-11:00
休憩



11:00-11:30

11:30-11:40
IP フラグメンテーションを悪用したキャッシュポイズニング
攻撃と対策
質疑

太田 健也


中京大学大学院


資料

12:00-13:00
昼食休憩



13:00-14:00

権威DNSサービスの調査結果共有

米谷 嘉朗
岡田 雅之
日本DNSオペレーターズグループ
長崎県立大学
資料
資料
14:00-14:15
休憩




14:15-14:35
14:35-14:55

14:55-15:15
15:15-15:35
15:35-16:00
スポンサーセッション
NXNSAttackの水平展開
DNS64
Akamai DNSi CacheServe のポリシー機能による課題解決
IIJ DNSプラットフォームサービスについて
JPRSの技術情報発信(2019年7月~2020年6月)
休憩

髙橋 平準

松本 陽一
其田 学
森下 泰宏


株式会社XACK

アカマイ・テクノロジーズ合同会社
株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)


資料

資料
資料
資料

16:00-16:30


16:30-16:40
16:40-17:10
世界と日本の比較から考える
続 DNSSECの普及に必要な何かは何か?

休憩
DoH/DoT Update

岡田 雅之
末松 慶文

山口 崇徳

長崎県立大学
株式会社QTnet

株式会社インターネットイニシアティブ

資料
資料

資料

17:10-17:20
17:20-17:30
Lightning Talk
新型コロナウィルス影響下のDNSSECキーセレモニー
NXNSAttack対策で引けなくなったドメイン名

堀 五月
島村 充

株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
株式会社インターネットイニシアティブ

資料
資料
17:30-17:35
閉会宣言
石田 慶樹
日本DNSオペレーターズグループ代表幹事

詳細は、随時本ページにてお知らせいたします。